2月2日 追儺式(ついなしき) 追儺とは疫病をはやらせる神、疫病神を追い払う鬼やらいを指す言葉で、現在行われている節分の豆撒き行事の元となった儀式です。 文武天皇の御代、慶雲3年(706)に疫病が流行し、多くの人々の命が失われたため、土牛を作り鬼やらいをしたとあるのが追儺行事の始まりと言われます。その後、朝廷の恒例行事として毎年旧暦12月の晦日に行われるようになりました。 浜松八幡宮では平安時代に行われていた追儺式を再現する京都の吉田神社よりこの儀式を習い、平成5年より遠州一円の厄祓いを願い、鬼として追い払い世の平和を祈ります。 追儺式の所役には浜松八幡宮奉賛会、氏子総代会、敬神婦人会、高台奉賛会、並びに崇敬者の方々が古式に則った装束を着け奉仕します。 また、追儺式当日には浜松八幡宮奉賛会始め崇敬者より寄贈された景品を分かつ福引が行われ、境内は福を求める近在の人々で溢れます。 8月14・15日 例大祭 一年間に行われる祭事の中で、神社にとって最も重要で大切なお祭が例大祭です。 浜松八幡宮では例年8月14・15日に行われます。祭事に関わる神職や氏子崇敬者を清める浜垢離神事に始まり、神前に日々の平穏を感謝し更なる繁栄を願う居祭、手筒花火の奉納や神輿の渡御、特殊神事の放生会などの行事が二日間にわたり続きます。 6月30日 夏越大祓式・茅の輪神事12月31日 大晦日大祓式 大祓は日々の生活の中で、知らず知らずに触れて積もり重なっている罪や穢を祓い清め、心身ともに清らかな姿に立ち返るためのお祓いの行事です。 6月30日の夏越大祓、12月31日の大晦日大祓と半年に1度行われます。 浜松八幡宮の夏越大祓では参道に高さ1間ほどの『茅の輪』が設けられます。古くより、茅の輪をくぐることによって罪穢が祓われると伝わり、大勢の氏子崇敬者が茅の輪くぐりに訪れます。 ※大晦日大祓では茅の輪の設置はありません